男性型脱毛症AGA
薄毛でお悩みの方へ
Q男性型脱毛症(AGA)ってどんな症状?
細くて短い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。



AGAnewsサイトより転載
こんな症状はありませんか
- 思春期以降に始まり、徐々に進行する
- 額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方からうすくなり、進行する
- うぶ毛のような十分に育たない髪の毛が多くなる
- 太くしっかりとした髪の毛が、細く短めの髪の毛になり、頭皮が透けて見えるようになる
- 両親、兄弟、祖父母に脱毛症を認めることが多い
AGAnewsサイトより転載
原因
Q男性型脱毛症はどうして起こるの?
治療方法
Qどんな治療をするの?
主に下記に挙げるような治療法があります。
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内服薬
①プロペシア(主成分:フィナステリド)②フィナステリド(プロペシアのジェネリック医薬品)当院では、「フィナステリド」を主成分とした、米国メルク社が開発した世界初のAGA治療薬(医薬品)「プロペシア」を処方しております。
フィナステリドが、発毛阻害要因となっている男性ホルモンの働きを抑制し、抜け毛を予防。
AGA(男性型脱毛症)患者様の98%に効果を確認されています。
米国FDA認可を取得しており、日本では万有製薬が2005年に厚生労働省の輸入承認を受けました。現在では世界60カ国以上で発売され、日本国内では13,000施設を超える医療機関で処方されています。抜け毛抑制薬「プロペシア」は、5α-還元酵素を阻害し、男性型脱毛症の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)産生を抑制します。
DHTはAGA(男性型脱毛症)患者様の頭皮脱毛部分に、多量に存在することが確認されており、5α-還元酵素によってテストステロン(男性ホルモン)から作られます。このDHTから脱毛シグナルが出ると髪は長く太く成長をする前に抜け落ちてしまい、細く短い毛が多くなり、薄毛が目立つようになります。プロペシアは、この5α-還元酵素を阻害し、DHTの産生を抑制することで抜け毛を予防します。③ザガーロ(主成分:デュタステリド)④デュタステリド(ザガーロのジェネリック医薬品)「ザガーロ」は、テストステロンをDHTに変換する1型および2型の5α-還元酵素をともに阻害し、DHT濃度を低下させます。
「ザガーロ」の投与により、DHT濃度が低下すると、ヘアサイクルの正常化が促され、毛髪数の増加が期待できます。1日1回(なるべく24時間おきに)、食事に関係なく内服できます。
AGAの改善には、ヘアサイクルの中の短縮した成長期の正常化が重要です。- 処方にあたってのご注意
- 医薬品のため、処方には医師の診察が必要です。
主な副作用として、食欲減退・全身倦怠感(肝機能障害)・性欲減退・勃起機能不全・乳房障害・抑うつ症状などが数例報告されています。このような症状に気づいた場合は、早めに当院医師へご相談ください。
※プロペシア、フィナステリドの服用中は、献血ができません。服用中止から1ヶ月以上経過していれば、献血が可能です。ザガーロ服用中、およびザガーロを服用した最後の日から6ヶ月間は献血ができません(妊娠または妊娠している可能性のある婦人および授乳中の婦人の体内にフィナステリド・デュタステリド成分が入るのを防ぐため)。服用中は輸血ができません。内服開始後2週間~1ヶ月くらいで「初期脱毛」がおきる可能性があります。
⑤サプリメント(亜鉛配合サプリメント)AGA治療薬との併用を目的とした亜鉛サプリメントです。高配合された亜鉛には、抜毛を減少させる働きがあります。毛母細胞の増殖を促し、発毛を促進する効果もあるため、抜け毛内服薬との併用で相乗効果が期待できます。
⑥ミノキシジル「ミノキシジル」は、元来血管拡張作用のある高血圧の薬として開発されましたが、発毛効果もあることがわかりました。
「ミノキシジル」は毛乳頭細胞に働きかけて、アデノシンという成分を分泌させます。アデノシンは、生体内でエネルギー伝達やシグナルの運搬に関わります。アデノシンには毛髪の生成をサポートする細胞増殖因子の産生を促す働きがあります。そのため、ミノキシジルによって発毛が促進されるのです。
服用は最低6ヶ月間は継続することが大切です。発毛効果が表れた後も使用を継続すれば、AGAの進行の予防に効果的です。 -
外用薬
①塩化カルプロニウム(フロジン液®)皮膚の血管を拡張して血流をよくする作用があり、頭皮に塗ると、機能低下状態にある毛根が活発になり、脱毛防止、発毛促進につながります。処方には医師の処方箋が必要です。
②ミノキシジル直接毛母細胞に働きかけ、毛母の細胞分裂を活性化させ、髪の成長を早めてくれます。最低半年間のご使用をおすすめいたします。効果がみられにくい場合は、濃度を徐々に上げていくことができます。
[ ミノキシジルの使用方法 ]- 1日2回、1回1mlを脱毛している頭皮に塗布してください。
- 用法用量の範囲より多量に使用しても、あるいは頻繁に使用しても効果はあがりません。
定められた用法用量を厳守してください。(決められた以上に多く使用しても、効果の増加はほとんどなく、副作用の発現する可能性が高くなります。) - 目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には眼科医の診察を受けてください。
- 薬液のついた手で目など粘膜にふれると刺激があるので、手についた薬液はよく洗い落としてください。頭皮にのみ使用し、内服しないでください。
- アルコールなどに溶ける恐れのあるもの(メガネわく、化学繊維等)にはつかないようにしてください。
- 整髪料及びヘアセットスプレーは、本剤を使用した後に使用してください。
- 染毛剤を使用する場合には、完全に染毛を終えた後に本剤を使用してください。
- 処方にあたってのご注意
- 医薬品のため、処方には医師の診察が必要です。主な副作用として、頭皮の痒みや赤みなどの皮膚症状、血圧低下、心拍数の増加、動悸、全身の体毛が濃くなる症状などが数例報告されています。このような症状に気づいた場合は、早めに当院医師へご相談ください。ミノキシジルに対して過敏症のある方、20歳未満の方、AGA以外の脱毛症の方、心臓や腎臓に障害のある方、甲状腺機能障害の方には処方できませんので、あらかじめご了承ください。
