人の役に立つ仕事がしたかったからです。医療分野にも興味があり、高校生の頃は看護体験にも何度か参加していました。医療はまさに人の役に立つ仕事。その思いで看護師を目指し勉強しようと決めたんです。

リーダーを中心にスタッフ間で協力し、先生と連携して患者さま一人ひとりに丁寧に診療されていると感じました。相談しやすい雰囲気で、困ったこと、わからないことがあっても、わかりやすく教えてもらえます。忙しいときはありますが、総合病院のようにバタバタして急かされるということはありません。優しい雰囲気のスタッフが多く、楽しく仕事ができるのも魅力ですね。
皮膚科が未経験だったこともあり、最初はレーザー処置の介助や器具の扱いにとまどうこともありましたが、手順やマニュアルをしっかりと教えてもらえるので徐々に慣れてきました。定期的に講習会なども開かれるため、初めてでも業務は確実に覚えられます。皮膚科という新たな分野で、看護師としての仕事の幅は大きく広がったように感じます。

診療や施術を受けた患者さまに満足してもらえるときです。私自身、患者さまに寄り添ったケアができるよう心掛けていて、それを達成して満足してもらえるのは喜びですね。お話を伺う際は、さまざまな角度からお聞きして、本当に困っていることに気づけるようにしています。

もともと別の職種を考えていて、その仕事は医療の知識も役に立つと思ったのがきっかけで看護の道に進みました。いざ看護師として働いてみると、患者さまやスタッフと関わって進めるこの仕事のおもしろさ、疾患・看護の奥深さを感じて、気が付いたらもともと目指していた仕事のことは忘れていました。人と関わるのが好きだったのと、就職した先に尊敬できる先輩がいたのも大きいですね。

小さな子どもが2人いるので、たびたび体調を崩してお休みをいただいています。そんなときも「気にしなくていいよ！」とあたたかく言ってもらえるのがありがたいですね。シフトもお迎えの時間に合わせてもらっていて、とても働きやすいです。
職場のかたがたは優しく、丁寧に教えてくださり、ありがたい環境だと思います。病棟に勤務していたときと違うのは、ピリピリとした雰囲気がないこと。時間に追われることなく、一人ひとりの患者さまと時間をかけて向き合えるのがクリニックの魅力だと感じます。
皮膚科もクリニック勤務も初めてでしたが、処置や施術についてはマニュアルに沿って学べるので安心です。

まだ入って間もないので処置や施術にはあまり入っていないのですが、少しずつ仕事を任せてもらえるようになり、皮膚科ならではの仕事にやりがいを感じるようになってきました。診察の介助についているとき、「お薬もらって本当によくなりました！」とうれしそうにされている患者さまを見ると、目に見えて改善したことがわかる皮膚科って良いなあと思います。これから私自身が処置・施術に入った際は、一人でも多くの患者さまにそう思っていただけるようにしたいですね。