ピコレーザー Pico LaserピコレーザーPico Laser

ピコレーザー
はじめに ピコレーザーってなに?はじめにピコレーザーってなに?

当院で採用しているピコレーザーは、「ピコシュア PicoSure」といい、米国サイノシュア社が開発した、世界初の医療用ピコ秒レーザーです。
従来のレーザー機器は、光のエネルギーが強く、治療によっては火傷などのリスクが生じるため、非常に短い時間だけ照射する必要がありました。今までのレーザー機器はその照射する秒単位が「ナノ秒(1秒の10億分の1)」の機器がほとんどでしたが、ピコレーザーの照射秒単位は「ピコ秒(1秒の1兆分の1)」とされていることがその名前の由来です。

ピコレーザーのパルス幅の短さを表すグラフ

照射時間をこれまでよりも極限まで短くすることで(1/1000)、レーザーによる皮膚への熱作用が非常に少なくなり、光そのものというよりも、衝撃波でメラニン色素を粉砕することができるようになりました。岩のような状態となっていたメラニン色素を瞬時に砂状態にまで砕きます。

従来のレーザー before 岩の状態(治療前の細胞) after 小石の状態(照射後) ピコレーザー before 岩の状態(治療前の細胞) after 砂の状態(照射後)

従来のレーザーでは難しかった深部のメラニンに対しても十分な熱量を作用させることができます。また照射時間が極めて短く、熱作用がほとんどないため、炎症後色素沈着を起こしにくいのが特徴です。
また、レーザーの波長も世界初となる755nmと532nmが採用されており、効率的な治療が可能となりました。

治療効果 どんな治療効果があるの?治療効果どんな治療効果があるの?
  • しみ、そばかす
  • 肝斑、くすみ
  • ニキビ跡、毛穴、肌質改善
治療の流れ どんな流れで治療するの?治療の流れどんな流れで治療するの?
  1. 診断
    お肌の状態を診察し、診断および治療できるかどうかの判断、カウンセリングを行います。肝斑がある場合などは、まずその治療を優先することもあります。
  2. 治療前のご注意
    日焼けをしていると、表皮のメラニン色素が多くなり、やけどを起こすリスクが高まります。長期間の徹底した遮光が必要となります。施術前にはお化粧や日焼け止めをよく落としていただきます。
  3. 治療後のご注意
    当日の多量の飲酒はお控えください。日常生活に支障が出ません(ダウンタイムが少ない)。SPF40以上の日焼け止めを使用して、日焼けを予防してください。
特徴 ピコレーザーの特徴は?特徴ピコレーザーの特徴は?
  • 高い治療効果と安全性
  • ダウンタイムが少ない
  • 痛みが少ない
  • 施術スピードの速さ

    従来のしみ治療で使用されていた「Qスイッチレーザー」は、レーザーを照射した部位のメラニンに熱を発生させ、その色素を破壊するものでしたが、ピコシュアは熱ではなく衝撃波でメラニンを破壊します。
    その衝撃は従来よりも細かく色素を破壊することができるため、その治療速度がスピーディーになりました。

  • 施術後のテープ保護が不要に

    ピコシュアでのしみ治療では、瞬時にメラニン色素を細かく粉砕することができるため、レーザー照射後にかさぶたにならず、治療後に患部をテープで保護する必要がなくなりました。翌日から軽いメイクも可能です。

  • フラクショナル照射でもダウンタイムが少ない

    ピコシュアでは、お肌への負担が最小限に抑えられるため、しみ治療と同時にフラクショナル照射が可能になりました。従来のフラクショナルレーザーは肌に微細な穴をあけて、肌の再生を促す治療のため、その部分がかさぶたになり1週間程のダウンタイムがありました。ピコシュアでのフラクショナル照射は肌表面ではなく、肌の内側に空砲をつくるため、肌表面にかさぶたが出来ずに、赤みが出る程度に抑えて治療することが可能となりました。

  • 肌表面だけでなく真皮層にも働きかける

    ピコシュアを照射した後は、肌表面だけでなく真皮層にもその影響が及ぶため、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力の向上・にきび跡の改善などの効果が期待できるため、肌質そのものが改善されます。

  • 効果と安全性が承認されたレーザー機器

    ピコシュアは、世界で初めて開発されたピコレーザーで、ピコレーザーの中で唯一、「色素性病変(シミ・肝斑等)」・「しわ」・「にきび跡」・「刺青(タトゥー)」のすべての分野でアメリカのFDA(米国での厚生労働省)の認可を取得しています。

ピコシュアには、次の3つの照射モードがあります。

  • スポット照射

  • トーニング照射

  • フラクショナル照射

  • ピコスポット
  • ピコトーニング
  • ピコフラクショナル
  • ピコスポットによるシミ取り

    ピコレーザーの場合、従来より短いピコ秒でレーザー光を照射することで、熱作用がほとんどなく、衝撃波で色素を粉砕することができます。短いパルス幅でレーザーを低出力で部分照射し、熱作用がほとんどないため、炎症後色素沈着を起こしにくいのが特徴です。
    ピコシュアは755nmの波長を使用するため、他の1064nmのピコレーザーに比べ、メラニン色素に対する吸光度が3倍と高いため、低エネルギーでも非常に効果の高い治療ができます。

    また、従来のレーザーでのしみ治療では必要だったテープでの保護の必要がなく、術後に軟膏を塗るだけの簡単なケアで、ストレスなくきれいにしみを除去することが可能になりました。

    [ こんなお悩みの方にオススメの治療です ]
    1. 目立つシミ
    2. 人前に出る事が多く、短時間で施術を終わらせたい
    3. 従来のレーザーで取りきれなかったシミ
    4. 今までの治療より高い効果を出したい
    ピコスポットによるシミ取り before after
    副作用・リスク
    施術の説明
    ピコレーザーを用いて、シミ・そばかすの原因となるメラニンを除去する治療です。
    副作用・リスク
    施術後、痛み、出血、痒みを生じる場合があります。
    施術に係った費用
    10mm 11,000円
  • ピコトーニングによる肌トーンアップ・美白治療

    ピコトーニングは、低い出力でお顔全体に何度も照射することで少しずつ、しみやくすみや肝斑をうすくして、お顔のトーンを明るくするレーザーの照射方法です。
    肌のくすみや色ムラなどの全体のトーンを明るくし、美肌効果を高めます。
    肝斑の改善だけでなく、くすみや炎症後色素沈着にも効果的で、お肌全体のホワイトニング効果が得られます。
    1回の治療でもお肌がワントーン明るくなるなどの効果を感じていただけますが、複数回の治療を継続して頂くことでさらなる効果が期待できます。

    [ こんなお悩みの方にオススメの治療です ]
    1. 肝斑
    2. お肌のくすみ、色ムラ、透明感アップ
    ピコトーニングによる肌トーンアップ・美白治療 before after
    副作用・リスク
    施術の説明
    ピコレーザーを用いて、ダウンタイムを少なくシミ・そばかすの原因となるメラニンを除去する治療です。
    副作用・リスク
    施術後、痛み、出血、痒みを生じる場合があります。
    施術に係った費用
    5回 110,000円
  • ピコフラクショナルによる毛穴、ニキビ跡改善治療
    施術時の肌の断面図

    フラクショナルレーザー治療とは、お肌に対して目に見えない程の極小の穴を無数に作り、お肌を入れ替える(スキンリプレイスメント)治療を指します。
    肌の再生力によってコラーゲンを活性化させ、老化した肌自体を入れ替えることにより、新しい肌に生まれ変わらせることができます。ダメージを受けた皮膚は、創傷治癒過程においてコラーゲンの新生・増殖が起こることでリフトアップ効果や肌の弾力を取り戻し、肌細胞を内側から若返らせることができます。
    ピコレーザーは、しみなどの色素を取り除くのに高い効果を発揮しますが、当院で採用したピコシュアはFOCUS照射(フラクショナル照射)が可能です。
    このFOCUS照射は皮膚表面にダメージを与えることがないため、お肌を傷つけずに、真皮のコラーゲンやエラスチン生成を活性化させ、肌の再生を促すことによりニキビ跡だけでなく、毛穴の開き、小じわなどの肌質改善の効果も期待できます。
    お肌の若返りにも非常に高い効果を発揮します。
    従来のフラクショナルレーザーは点状出血などが起こりやすく、5〜7日程度のダウンタイムがありましたが、ピコシュアによるFOCUS照射は、肌ダメージが少なく、ダウンタイムも1日くらい赤みが続く程度です。

    [ こんなお悩みの方にオススメの治療です ]
    1. ニキビ跡、お肌の凹凸
    2. 毛穴の開き、小じわ
    ピコフラクショナルによる毛穴改善・ハリ・きめアップ治療 before after
    副作用・リスク
    施術の説明
    ピコレーザーのフラクショナルモードにより、肌に微小な穴をあけニキビ跡・毛穴・肌質改善を促す治療です。
    副作用・リスク
    熱感、赤み、火傷、色素沈着が生じる場合があります。
    施術に係った費用
    1回 44,000円
ダウンタイム・アフタケア・注意事項

ダウンタイム

  • 個人差がありますが、治療後数日間赤みや軽度の膨疹ができる場合があります。
  • 照射した部分は一時的に濃くなり、かさぶたができることがあります。
  • 炎症後の色素沈着により、一過性に濃くなる場合がありますが、自然にうすくなっていきます。

アフタケア

  • 施術後はお肌の保湿をしっかりと行い、紫外線対策を行ってください。
  • 照射当日はメイクはできません。翌日から軽いメイクが可能です。

禁忌・注意事項

  • 光線過敏症の方、光線過敏を引き起こす薬剤を使用中の方
  • ケロイド体質の方
  • 妊娠中の方
  • ヒアルロン酸注入後の方
  • 金の糸(ゴ―ルデンリフト)が入っている方
  • 一部の内服治療を受けている方
料金 ピコレーザーの料金目安(税込)料金ピコレーザーの料金目安(税込)
症状・目的 しみ・あざ
ピコスポット
顔全体 ¥99,000
両頬 ¥66,000
1cm ¥11,000
症状・目的 肝斑・くすみ
ピコトーニング
(顔全体)
初回お試し価格 ¥22,000
1回 ¥27,500
5回 ¥110,000
(両頬)
1回 ¥22,000
5回 ¥93,500
症状・目的 ニキビ跡・毛穴
ピコフラクショナル
(顔全体)
初回お試し価格 ¥33,000
1回 ¥44,000
5回 ¥176,000
(両頬)
1回 ¥33,000
5回 ¥140,250
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